目次
1 新年のご挨拶
2 機能性食品等に関するニュース
3 食や健康に関するイベント
4 今が旬の農産物紹介
5 研究会からのお願い
1 新年のご挨拶
会員の皆様
今年、令和8年は丙午です。日本の暦、干支(えと)の十干(じっかん)は“陽の火”を表す丙(ひのえ)、十二支(じゅうにし)は“行動力や勢い”を意味する午(うま)にあたるということで、「強いエネルギーと行動の年」、「停滞を打ち破る変革の年」、などを示すといいます。実際に、停滞を打ち破り新しい秩序を創ろうとしている国や、政治家が現れていますが、その方向が庶民にとって好ましいものかどうかは今の所わかりません。このように先行き不透明なとき、頼りになるのは健康な心身です。残念ながら、岩手県民の健康寿命(健康上の問題で制限されることなく自立して日常生活を送れる期間)は男女とも年々短くなり、今では日本で最も早く介護状態になることが厚生労働省の調査で明らかとなっています。また、日本の医療を取り巻く状況は年々厳しくなっており、今後の見通しも明るいものではありません。このため、生活習慣を整え、自立した生活を送れる健康な体を取り戻すことが、個人にとっても地域社会にとっても必要な取組みになっています。
農林水産物、すなわち食品・食材を、健康づくりに役立てることが、当研究会の目標です。2026年初めに、健康な生活のための新しい食事摂取ガイドラインが米国で公開されました(https://cdn.realfood.gov/DGA.pdf)。より多くの良質なタンパク質・脂質の摂取を勧め、穀類を減らすことが推奨されています。日本の食事摂取基準は、以前と大きく変わっていませんが、食の欧米化が進んだ現在の日本において、参考にすべき変化かもしれません。食の専門家を多く抱える当研究会として、健康を支える農林水産物の最新情報等を発信し、岩手の健康づくりに貢献したいと考えています。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
いわて農林水産物機能性活用研究会 会長 矢野 明
2 機能性食品等に関するニュース
〇最新の機能性表示食品届出情報
消費者庁「機能性表示食品届出データベース(令和8年1月22日現在)」より
=====================================
令和7年10月1日~10月31日の期間において消費者庁に届出があったものは130件でした。食品区分は、「生鮮食品」が1件、「加工食品(錠剤、カプセル剤等)」が70件、「加工食品(その他)」が59件です。このうち生鮮食品は以下の通りです(「商品名<名称>機能性関与成分」で記載)。「SPF(エスピーエフ)豚もも切り落とし<豚モモスライス>イミダゾールジペプチド」
機能性表示食品の届出情報検索 | 消費者庁 (caa.go.jp)
=====================================
○機能性表示食品の自己点検等報告に関する説明会について
=====================================
消費者庁は、機能性表示食品の自己点検等報告に関する説明会を令和7年11月26日(水)に開催しました。当日行われた説明事項についての主な質問及び質問に対する回答が消費者庁から公表されました。
=====================================
2 食や健康に関するイベント
○(農研機構)第5回 農研機構 食と健康の国際シンポジウム 「健康と美食」
農研機構では、「健康と美食」に関する最新の研究成果を共有し、グローバルな視点から食品産業のイノベーションについてシンポジウムを開催します。
■日時 2026年2月12日(木曜日)13時00分~17時30分
■場所 イイノホール&カンファレンスセンター Room-A 東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング4階
■内容
①基調講演②セッション1「食による健康の維持・改善」③セッション2「美味しさの分析」
■参加方法 事前登録の上、ご参加ください。参加費は無料、定員は200名(申込数が定員を超えた場合、抽選となります。)
■イベントの詳細と参加の事前登録は以下のサイトを参照願います。
NARO 5th International Symposium on Food and Health | 第5回NARO食と健康の国際シンポジウム
○(「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会)ポスターセッション・成果報告会
■日時 :2026年2月12日(木) 13時00分から17時00分
■場所 :大崎ブライトコアホール (東京都品川区北品川5-5-15大崎ブライトコア3F)
■内容 :「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会は、農林水産・食品分野の技術シーズや事業創出についてのポスター展示・成果報告会を開催。農林水産・食品分野における技術シーズ・事業創出の成果を多数展示予定。参加費は無料
■参集範囲 :農林水産・食品分野の技術シーズや事業創出、協議会会員や研究開発プラットフォームとの連携、参加者同士のネットワーキングに関心のある方など
■イベントの詳細と参加の事前登録(締切:2月12日(火曜日)17時まで)は以下のサイトを参照願います。
「知」の集積と活用の場 ポスターセッションと成果報告会を開催します:農林水産技術会議
○(フードテック官民協議会)令和7年度未来を創る!フードテックビジネスコンテスト
フードテック官民協議会(事務局:農林水産省)は、フードテックの認知度向上と本分野の新ビジネス創出を目指し「令和7年度未来を創る!フードテックビジネスコンテスト」の本選大会を開催します。
■日時:2026年2月13日(金曜日)13時00分から17時00分
(会場では18時30分まで参加者同士の交流会を実施)
■会場:Tokyo Innovation Base(所在地:東京都千代田区丸の内3-8-3)及びオンライン併催
■イベントの詳細と参加の事前登録(締切:2月9日(月曜日)23時59分まで)は以下のサイトを参照願います。
フードテック官民協議会ビジネスコンテスト本選大会のご案内:農林水産省
〇健康博覧会2026(第44回)
■日時 2026年2月25日(水)~27日(金) 10:00 -17:00
■場所 東京ビッグサイト 東4・5・6ホール
■主催 インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社
■後援 農林水産省、日本貿易振興機構(ジェトロ)
■内容
44年目の開催を迎える、「健康」分野で国内最大のビジネストレードショーです。健康に関連する製品・サービスが広く展示され、国内外の鉄板&最新トレンドがわかるビジネスセミナーも多数実施されます。
■参加申込 公式HPより来場者事前登録が必要。
公式HP 健康博覧会 | ひと・社会・地球の健康を考えるビジネストレードショー | トップページ
■問合せ インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社 TEL : 03-5296-1025
=====================================
3 今が旬の農産物紹介
今月は「れんこん」です。れんこんはハス科多年草の「ハス」のうち、肥大した地下茎を利用するグループのことです。現在、日本で主流となっている品種は、明治以降に中国から導入された病気に強く、収量が多い中国種といわれるものです。全国の生産量トップは、茨城県で豊富な水と低湿地に恵まれた霞ヶ浦周辺で生産が盛んに行われています。東北では、宮城県北部にある伊豆沼周辺の水田で栽培が盛んにおこなわれており、秋から冬にかけて「伊豆沼れんこん」として、地元や一関市内の産直施設やスーパーマーケットで販売されます。
れんこんは、食物繊維やビタミンC、野菜では珍しくビタミンB群を豊富に含んでいます。食物繊維には整腸作用や血中コレステロールの低下作用、ビタミン類は風邪予防や疲労回復、口内炎、肌荒れなどを防ぐ働きがあります。
施設栽培や品種改良が進み、ほぼ周年出荷されているれんこんですが、おいしい時期は秋冬の時期です。特に年末年始は、おせち料理の食材として出荷が多くなります。れんこんは、穴がたくさん開いていることから、「先の見通しが良く、悪いことに巻き込まれない」という縁起物として正月や慶事の食材として古くから利用されてきました。会員の皆様も今が旬のれんこんをおいしくいただき、今年も健康で無事に過ごしましょう。
4 研究会からのお願い
〇担当者の確認のお願い
人事異動等により担当者が変更となった場合、研究会事務局までご連絡ください。
〇会員の皆様からの情報提供について
研究会では、メールマガジンに掲載する、会員関連情報を募集しています。イベント開催や商品案内等、研究会内で共有したい情報がございましたら研究会事務局までご連絡ください。