目次
1 機能性食品等に関するニュース
2 食や健康に関するイベント
3 今が旬の農産物紹介
4 研究会からのお願い
1 機能性食品等に関するニュース
〇【消費者庁】機能性表示食品制度に関する説明会 説明動画の公開について
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消費者庁による機能性表示食品の制度改正に関する説明会が、(第1回)3月18日(火)と(第2回)3月19日(水)にオンラインで開催されました。当日の説明動画が下記サイトにて公開されました。
※消費者庁食品表示サイト
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/foods_with_function_claims/movie_005/index.html
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2 食や健康に関するイベント
○【東北農政局】新たな食料・農業・農村基本計画に関する東北ブロック説明会(オンライン併用)
■日時 :5月16日(金) 13:30~15:30
■場所 :TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口 カンファレンスルーム4A (宮城県仙台市青葉区花京院1-2-15ソララプラザ4階)※オンライン併用
■内容 :東北農政局は、「新たな食料・農業・農村基本計画に関する東北ブロック説明会」を開催。定員、会場70名、オンライン1,000名(ともに先着順)。5月14日(水)12:00締切。
詳細は以下のサイトを参照願います。
https://www.maff.go.jp/tohoku/press/kikaku/250425.html
〇公開シンポジウム「アジア若手研究者が切り拓く食品・栄養研究の最前線」
■日時 :令和7年5月24日(土)9:00 ~ 11:30
■会場 :名古屋大学豊田講堂(愛知県名古屋市千種区不老町)/オンラインハイブリッド開催
■参加費 :無料・事前申込不要
■主催 :日本学術会議食料科学委員会・農学委員会・健康・生活科学委員会合同IUNS分科会
■共催 :公益社団法人日本栄養・食糧学会(JSNFS)、韓国食糧栄養学会(KFN)
■内容 :国際栄養科学連合(IUNS: International Union of Nutritional Sciences)は、1948年に、栄養科学における研究ならびに学術情報の交換をするということを主な目的として設立された組織です。日本学術会議IUNS分科会は、IUNSの日本の窓口です。
今年も日本、韓国、台湾で活躍している若手研究者に食品栄養と機能性に関する講演をしていただくシンポジウムを企画しました。シンポジウムでは6名の講演が予定され、食品・栄養科学分野の最新の知見を、研究者だけでなく、一般の方とも共有する場にしたいと考えています。
詳細は以下のサイトを参照願います。
https://www.scj.go.jp/ja/event/2025/379-s-0524.html
○【農林水産省】第20回食育推進全国大会inTOKUSHIMA「食の力は無限大~徳島から未来へつなぐ食育~」(6月7日~8日)
■日時 :6月7日(土)~6月8日(日)
■場所 :徳島県立産業観光交流センター(アスティとくしま、徳島市山城町東浜傍示1-1)、イベントの一部はオンライン配信の予定
■内容 :農林水産省は、毎年6月の「食育月間」に関連する全国的な取組として、徳島県等との共催により、「食の力は無限大~徳島から未来へつなぐ食育~」をテーマに『第20回食育推進全国大会inTOKUSHIMA』を開催します。食育活動表彰、食育推進のためのブース展示、シンポジウム、ステージイベントなどを実施し、来場者に体験活動等を通じて楽しく食育に対する理解を深めてもらうとともに、オンラインを活用したイベント等も実施されます。
詳細は以下のサイトを参照願います。 https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/hyoji/250421.html
3 今が旬の農産物紹介
このコーナーは「今が旬の農産物紹介」として、この時期に市場に流通する農産物の特徴や栄養・機能性成分について紹介します。
今月は「さやえんどう」です。
さやえんどうはマメ科エンドウ属の植物です。えんどうの種類は、若いサヤを食べるさやえんどうと未熟な豆を利用する青実用種の実えんどう、完熟した豆を利用する穀用種に大別されます。さやえんどうの代表は絹さやえんどうですが、これは品種名ではなく、開花後約15日前後でサヤの長さが5~6㎝のうちに若採りするもので、さや同士がこすれ合う音が衣(絹)ずれに似ていることから、こう呼ばれるようになったともいわれています。その他、開花25日ごろの大きくなりはじめた実とサヤを食べるスナップエンドウもあり、豆が熟しても皮が硬くならず甘味が強いので人気があります。また、「豆苗(とうみょう)」は発芽したえんどうの若芽で、実とは別の風味と香りを楽しむことができます。
さやえんどうは、豆類特有のたんぱく質、糖質を含む栄養価の高い野菜です。緑黄色野菜に区分されβ-カロテンやビタミンCを多く含んでいます。特にビタミンCは旬の時期(冬~初春)に高く含有されることがわかっています。豆には、ビタミンB1や必須アミノ酸のリジンなどが含まれています。ビタミンB1は、糖の代謝をサポートし疲労回復効果が期待されます。リジンは必須アミノ酸の中でも、最も不足しやすいアミノ酸です。抗体やホルモン・酵素などの構成成分として利用され、体の成長や修復にかかわる成分とされています。
何といっても調理後の鮮やかな緑が印象深いさやえんどうです。栄養たっぷりの鮮やかな緑に春を感じながら、多忙な新年度のスタートを乗り切りましょう。
4 研究会からのお願い
〇担当者の確認のお願い
人事異動等により担当者が変更となった場合、研究会事務局までご連絡ください。